貧血根治のためロボット支援手術

〜ダヴィンチくんで手術〜

入院当日の夜出来事…

20時を過ぎると看護師さんと患者さんだけになり、病棟が就寝モードに。

就寝時間は22時だけど、全然ねむくなーい!

面会時間を過ぎると看護師さんが体温を測りに来つつ、食事の量などを聞きに巡回に。

その間、患者さんによっては歯磨きをしている人も…

でも、私は眠くもないし手術は明日なので元気。

買ったまんまで読んでない本をこの機会にゆっくり読もうと持ち込んでたので読書を…

でも、この読書…2時間のみ!という制約付(-_-メ)

22時になると一斉に消灯され、頭元にある電気は付ける事はできるけど。

周りが暗いし同じ病室の人は就寝モードなので、明かりが漏れると悪いな~と。

それに明日の朝から手術室なので今日は早めに。

いつも家で寝るときにはYouTubeで「リラックス系」や「宇宙の波動系」や「周波数系」を聞きながら寝ていたけど、さすがに病室では無理。

なのでイヤホンも持ち込み~( *´艸`)

イヤホンを耳に、すぐに寝れる「周波数系」のYouTubeを聞いて就寝

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ところが・・・

私、霊感あるらしく…あくまでも【らしく】自分では認めなーい(笑)

バッキ!と金縛りに( ゚Д゚)

体が動かない!動かせない!

目は開けれるのか?と思ったけど、開けた時に誰かが居てても怖いし、誰かと目が合っても怖いし…

ここは病院!

目は開けないでおこう!と。

とーっても意識はクリア。

でも睡魔が定期的に…ここで寝ると怖いし。で、結局

朝の起床時間6時まで、ウトウトの繰り返し。すごい睡眠不足!!

入院当日

入院は2018年6月3日の日曜日でした。

入退院の受付は平日のみと思っていたんですが…多様化されたようで。

この入院当日は、おっさん夫と一緒にチェックイン(笑)するつもりが

急に仕事が入り朝から出てました。

なので…荷物は後で持って来てもらう事にして。

妹が付き添い。

病室がわかった後に着替える事になるので、素っぴんにて…

お昼を食べてから来て下さいって事だったのですが、ギリギリまでバタバタしてて…

食べ損ねた(>_<)

でも、総合Iセンターは5FにFamilyMartが入ってて、ちょっとしたスペースがイートインになってるので、入院受付を済ませてからソコに行くつもり( *´艸`)

 

私が入院する病棟は、女性のみの病棟…だから色んな科の患者さんが入院している…

なので病棟で男性を見かけるのは、お見舞いに来られた方かDr.のみ

 

入院受付で名前を確認し、病室へ案内されました。

4人部屋になっていて先に入院された方が1人いてました。

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その後、身長と体重を看護師さんの目の前で計測し、記録。

あとは家族構成を聞かれたかな~。

あ!それと、やたらと手荷物が少ないのも聞かれた(笑)

後で、おっさん夫が持ってくることも伝え、そろそろ開放され5FのFamilyMartで…って思ってたのが。

看護師さん「後で浣腸するから、着替えたらナースステーションまで来てね」って

(゜-゜)か・か・浣腸~~~

「いや~そこはパスで!」って言ったけど、「それは無理よ…頑張りましょう」って

たぶん20歳も年下の看護師さん…諭されました。

 

いざ!浣腸~~となると、大騒ぎ!

ナースステーションの奥に処置室のベットに横たわったけど。

まず、浣腸の器具はどんなの?から始まり…トイレの場所確認をして…ストップ!って言ったら止めてね!と約束して(笑)

な~んか生ぬるい液体が体の中に入り、お腹がゴロゴロ…

はい!ダッシュε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

便器に座り浣腸の液体と共に出た。

出たはずなのに、まだ出そうな感じ。そのうち・・・冷や汗が

トイレの外で看護師さんが「大丈夫ですか~たまに気分悪くなる人が居てるので、気分が悪かったら言って下さいね…」って

早く言ってよぉ~

私は恐らく…たまに気分悪くなる人の1人だわ(>_<)

私の返事がない看護師さんが「大丈夫ですか~?ドア開けますよ~アレ!鍵してる」と声が。

そのうち妹の声までもが…「中で倒れてる?」って。

返事をしなくては!と思いつつチカラがでない。声を出すチカラが。

そして妹からの「生きてるか?」の一言に声を振り絞って「うん」

何分かトイレの便座に座った状態で過ごし、トイレから出れました。

たぶん、一気に血圧が低くなったのかもね?と。

まぁここ病院なので何かあっても、どうにかなるけど。もー浣腸は嫌!!

 

それから数分後には完全に復活し遅めのランチに~

途中おっさん夫が荷物とともにやってきて…

翌日の手術時間の説明と着衣の事を、おっさん夫・妹と3人で聞いて…

さぁ〜

これから入院生活の始まり〜始まり〜

 

ロボット支援手術を決めてから…

担当Drからの丁寧な説明にも納得し、入院日・手術日・退院日

そしてロボット支援手術するための注意事項(って言っても大げさな事は無く)

の話がありました。

とにかく入院した日から退院する日までの間は仕事はできない。

それに電話も・・・しようと思えば出来るけど。

ホント今回はユックリさせて~って言う思いが大きく(笑)

その期間は仕事を入れず、本当に親しくさせてもらってたお客様だけにお伝えしてました。

 

とにかく入院するまでにやる事!やりたい事!やらねばな事!って事で、

仕事なのか?プライベートなのか?アレレ…どっちが忙しいの?って感じで動いておりました。

何って言ってもリュープリンを打ってるので、血液が体内で溜まるし製造されるし(笑)

元気!元気!ヽ(^o^)丿

 

ただ…元気になるための手術をするとは言え、やっぱり不安は不安

何が起こるかわからない。

もちろん担当Dr.は信頼しているしロボット支援チームを組んでる他の科のDr.も一緒にいてるし。

それに・・・

10月3日に上げた【貧血舐めてました】ブログでも書いたように、ホント心臓バクバク・息もしずらくてってのを体験しまぁ単に私が暴走しただけですが(汗)

意識が遠のきつつ(家の中で倒れた時もそんな感じ)今回ヤバい?と思った。

なので、特に入院するまでにやる事!やりたい事!やらねばな事!

万が一のことがあっても悔いのないよう…ちょっと大げさ

仕事のことが少々、心配だったしね~

お家の事は、おっさん夫と息子ちゃまにお任せ。

私の実家は同じ市に住んでいて近いけど、実家母には「息子ちゃまも大人だし、今回は男2人で家のことをしてもらうので、くれぐれも手を貸さないように…」と言ってました。

実家母は「ん~不便ではないだろうか?」と言うので、前回の入院時は息子ちゃまがまだ中学生だったので食事、洗濯が必要不可欠だったので、お願いしたけど。

今回、大人の男2人なので大丈夫!

それに私に何かあるたびに手伝うと【ありがたみ】が分からんようになる(-_-メ)

その言葉に納得し、実家母は私の病室に来てもらうだけに。

 

 

ロボット支援手術 疑問を解消

ロボットのダヴィンチくんで手術するを受けることを担当Dr.に伝えました。

すると…

どんな小さな疑問も仰って下さい。と

なのでまず

Q:ロボットが手術する時は先生はどこにいてるの?

Aすぐ近く…距離で言うと1mほど離れたところでロボットを操作してます。

なので、万が一のことがあってもスグに対応はできます。

それにロボット支援手術チームを組んでいるので他の医師も待機してますよ。

 

Q:腹腔鏡手術だとイメージ湧くけど…(おっさん夫が腹腔鏡で胃がん手術をしたので)

ロボット支援だと、どういう状態で子宮を摘出するの?

A:傷は腹腔鏡と同じようにお腹に穴を開けます。そこから器具(ロボットで言うところの腕?指?)を入れて…

中にある筋腫をリンゴの皮を剥くようにして1つ1つの筋腫を小さくしていき、子宮じたいは膣から取り出します。

 

担当Dr.の柔らかい雰囲気と優しい口調で不安は、ほぼなくなり…

最後にも「後々にでも疑問があれば仰って下さいね」と言ってくれたので

このDr.に全面的にお任せしよう!と思いました。

 

そのころは、ホント生理を止めた注射のお陰で元気!元気!

実家や友達は相変わらず「好き嫌いはダメー」「私が作るレバーの煮物は苦手な人でも大丈夫!作ったから食べー」って差し入れも

ありがたや~~

そう・・・私…好き嫌いがあって。

だいたい人の嫌いな食べ物を聞くと、その人の持病と言うかコレが弱いな!って所が分かるらしく、私は完全に身体を温める食材と血を作る食材が苦手(汗)

今回は何とか~薬だと思って食べてました…

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ロボット支援手術 決めた!

ロボット手術の事を聞いてから、病院の正面玄関や検査室の廊下にある掲示板にポスターが!!

そう!ロボット支援手術…ダヴィンチの写真ポスターが。

何か~想像していたロボットじゃない(笑)

顔ないし…

腕3本あるし…

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それから頭の中には、どうしよ?

腹腔鏡?

ロボット?

術後のことは、もちろん考えたけど。

体にメスを入れ、臓器の1部を取るわけなので負担は少なからずあるよね…って。

で、不吉な事を考えると…

死ぬときは死ぬ!

体に残る傷のことは、あんまり考えなかったなぁ~

誰に見せるわけでもないし、水着の写真集を出す予定もなく(笑)

2013年に顎下腺腫瘍摘出手術を受けて5年経過しているけど、キズ…

本当は5センチほどだと事前に聞いていたけど、開けてみると大きくて傷の長さも12センチほどになったけど。今では薄くなってコレ!って言わないと分からないレベル

 

う~ん!

やっぱり決め手は、手術代は病院負担!!(笑)

貧血が酷くなる1年前の2017年春に事情があり、我が家の経済が急激に撃沈しかけで…

そもそも私の手術も予定外。なのでこの手術費用は実家から、お金を借りて体を先に整えてから、返済しようと思ってました。

結果・・・ロボットのダビンチくんに私はお願いしよう!と決めました(#^.^#)

 

 

ロボット支援手術 どうなの?

おっさん夫と一緒に診察&注射に。

ロボット手術の事を聞きました。

*おっさん夫…お仕事の関係で医療の場にも出入りさせて頂く事があり、私が知らない事も知っているので詳しく聞いてもらいました。

 

ロボット手術とは

操作は遠隔で主治医が操作します。言って同じ手術室内に居て患者さんが寝るベットとの距離が約1mほどのところで操作します。なので万が一なことがあれば、すぐに対応可能

メリットとしては…

・ズーム機能があり拡大して見えるので、動きが分かりやすい

例::針の穴に糸を通す時でも肉眼より拡大された方が一発で糸が針の穴に挿せるのと同じ

・先端が360℃に曲がる

例::一定方向からのアプローチでなく色んな角度からのアプローチが可能

・手ぶれを抑制する

・出血量が抑えられるため術後の快復が早い

・傷が小さくて少なくて済む

デメリットとしては…

・麻酔時間が長く体に負担がある

 

との事でした。

もちろん、これは患者さん目線でありDr.目線では、無理な態勢を強いられることがないのでストレスが軽減される。と言うのもあります。(詳しくは、ググってみて下さい)

このブログでは、あくまも個人目線で書かせてもらってます。

 

おっさん夫「なるほど~」

私「ん~どうしよ?」とDr.から説明された後の感想です。

主治医からは「まだ手術日までに日数があるので、ゆっくり考えてみて下さい。絶対にロボット手術しないといけない訳ではないので、腹腔鏡でも大丈夫ですよ」と。

このロボット支援手術は2018年4月より総合Iセンターにも導入されたので、気になる…手術代金は…いかほど…?と

恐る恐る聞きました。

返事は…

「こちら症例が5件ほしいので、手術代は病院が負担させて頂きます。ただ個室料金や手術中に開腹手術となった場合、もしくは別の病気が見つかった場合は適用されませんが」と

それを聞いた私は…ニヤリ( ̄ー ̄)

心の声「話のネタにロボットに手術してもらっても良くね?」

「いや~この我が家の経済が厳しい時に!」って(笑)

 

メリット、デメリット、料金…もちろん手術で取り出した子宮は検体に回す…

もろもろの事情を加味したうえで、また返事して下さい。と言われ病院を出ました。

 

 

 

 

ロボット支援手術 迷う

ロボット…

AI…

人口知能…

色んな業界で、このような言葉を耳にすることはあっても、まだ身近に感じたことがなく他人事のような感じで居てました。

 

まさか私が手術する予定である病院で、このような言葉を見るとは…

さっそく診察の時に聞こう~

手術とは関係ないかも?ですが…と予約票に書いていた【婦人科ロボット手術】って書いているんですが、これは何ですか?と尋ねました。

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主治医は笑顔で・・・

医療の場にもロボットが手術をする研究がずっとされてきてて、この病院では僕がロボット手術の研究に携わっていて、この4月より保険適用の認可が下りて患者様にも保険治療にてロボット手術を受けてもらえれるようになりました。

ただ希望する全員の方がこのロボット手術が出来るわけではなく、病状…等の条件があるんですが。と

もちろん、当初の腹腔鏡での手術も可能ですがロボット手術もできますよ。って事なんです。と説明されました。

 

その日は、私1人で病院に来てたので家族と話してみます~

それにしても凄い技術が進歩してますよね~って話してました。

 

自宅に帰り…

おっさん夫にロボット手術の事を話すると

「これからロボットがドンドン出てきて人間の仕事は減少していくだろう…

人間と違って文句も言わないし、働かせすぎ!と言われることもないし…」って

そこ??(笑)

恐らく手術室の中には主治医が居てるし指示も出すだろうし、ロボットの方が正確性としては勝ってるのでは?と。

ふむふむ(・_・D フムフム

来月は一緒に病院に行こう~♪と言って、この件は保留…